理 念

人が一瞬にして自らの命を奪い去るものに畏敬の念を持ち、 それを美しいと感じるのは何故か。
空手を一撃必殺の武術とするならば、 志すものは一挙一等足に必殺のきわどさをみなぎらせなければならない。
人生の瞬間瞬間が、生死を分かつほど真剣でありたい。 美しい空手の技と美しい精神がそこに潜んでいるに違いない。
自らの技、自らの精神、そして日常の何気ない立ち振る舞いにまで 美しさが宿るほど練磨する。
練磨するほどに、隣人への愛情を養い、奉仕の精神を宿し、心豊かな人格も 形成するであろう。
空手の道とは、心技共に自己を美しいものへと創造する生涯芸術活動である。

共に空手の道を歩む。